健には、絵里さんがいる。



健は、絵里さんにはすべてを話したんだ。



私には、何も話してくれなかったのに…






色々なことが頭を過った。


涙が止まらない。





私は、おもむろにベッドに再び倒れこんだ。




今日一日、なんだか疲れた…。



私は気付けば、泣き疲れてそのまま眠りについていた。



夢の中で、健はギターを弾いていた。



それから、私に笑顔を向けてバイバイと言っていた…。