寒気がして、目が覚めた。


あれ?

ここリビング??


おもむろに起き上がると、健が隣で眠っていて、びっくりした。


毛布が私には掛けられていたみたいだが、健はそのまま寒そうに身体を縮めて眠っている。


私、あのまま健が帰ってくるの待ってて寝ちゃったんだ。



健が毛布掛けてくれたんだね。



いつのまにか、テーブルの上のゴミも空き缶もなくなっていて、片付けられている。



毛布を健に掛け、時計を見ると、午前3時をまわっていた。