日が落ち始め、片付けを始めた。 私が泣いちゃったから、あれから妙な空気が漂っている。 晴人くんは、結局何も聞かなかった。 ただそばに寄り添ってくれた。 胸が痛い…。 夏美もあれから気を遣っているのか、特に何も聞いてこなかった。 片付けが済み、 「最後にもう一枚全員で写真撮ろうぜ!」 祐樹くんの声にみんながうなづいた。