祐樹は、俺の肩をポンと叩き去って行った。 祐樹、ありがとう… 心の中で呟いた。 しばらく気持ちを落ち着かせた。 駐車場にある桜の木。 ヒラヒラと散る桜を見て、俺はもう一度気持ちを固めた。 もう偽らない。 ポケットに入れている物を握りしめた。