「あ、真琴」

『健、どこいってんの?』

「近くのコンビニ。無性に甘い物食べたくなってさ。買いに来た」

携帯電話を片手に商品を見てまわる。

「なんかいる?って、お前はあれだよな?」

『今はいらない。でも、後で食べるから…買ってきてよ』

「分かった。普通サイズか?」

『ビックがあれば、ビックで!』

「だろうな〜」

俺は、真琴の好物のプリンをカゴの中に、二つ入れた。


相変わらず、プリンが好きなんだなぁ。


アイツは、なんも変わってねー。


って、二か月しか離れてないから、そんなに変わんないか…。