なんだろ? この妙な空気…。 4人とも、黙り込んでしまった。 健のせいだ。 絵里さんの顔がなんだか気まずくて見れない。 さっき、健と絵里さん… 手を繋いでいたよね? 振り返んなきゃよかったな…。 窓から外を眺め、しばらくして目を閉じた。 そして、髪の毛を引っ張られて目が覚めた。 どうやら、いつのまにか寝ちゃってたみたいだった。 隣の運転席に晴人くんの姿はなく、車も停車しているみたいだ。 私は慌てて、引っ張られた方に振り返った。 「夏美…」 夏美が飽きれた顔して私を見ていた。