「なんだよ」 「ちゃんと挨拶しなさいよ。仮にも年上なんだから!ごめんね。晴人くん。バカな奴で」 「…2人は仲良いんだね」 そんな晴人の言葉に真琴と俺の言葉が同時に重なった。 「どこが!?」 晴人は、そんな俺たちを見て、フッと笑った。 そして、車は青信号に変わりまた走り出した。 絵里の視線が痛く、絵里の顔が見れなかった。