「お久しぶりです」
絵里さんに会釈。
「ホント、真琴ちゃん久しぶりね」
そう言ってにっこり笑う絵里さん。
美人度が増している。
「今日は、お誘いありがとう」
あ、いや、あたしが誘ったわけじゃ…。
「あれ?真琴、一緒じゃないの?たけー」
「あっ!夏美!なんか今日メイク濃くない?」
夏美が余計な事を言おうとしたので、勢いよく遮った。
「え?そらそうよ。晴人くんが友達連れて来るんでしょ?きっと、晴人くんの友達なら素敵な人だと思うから、この出会いをチャンスに変えないとね!」
なんとか話しを誤魔化せて、ホッとした。
後で夏美に口止めしないと…。
「あ、来たみたいよ」
絵里さんの言葉に、振り返ると目の前に晴人くんの車が来た。
あれ?晴人くんの隣に居るのって…
助手席に乗っていたのは意外な人物で、夏美がガックリと肩を落とした。

