「…そうだよな。早く仕事見つけて、現実みないとな」 「健、あたし嫌な彼女だよね?彼女だったら、応援するのが当たり前だよね…」 「そんな決まりはないだろ?絵里は正しいよ。…もうこの話しはよそう」 「うん、なんかごめんね…。あ!そうだ!あたしね、先月美容室の特集で雑誌に取り上げられたの!」 絵里の表情がパッと明るくなった。 それから、俺たちはただたわいない話をして、昼食を済ませた。 俺の心は、穴が開いた。 虚しさと、自分の心に嘘をついたことで…。