「親友の俺には連絡も横さず、ここに来てたのかよ。金だけ頼りやがってさ…」


祐樹くん、完全にいじけモード。



あはは。

もう知らない。


私は、お皿や食材を出しランチタイムの準備を始めた。


「愚痴るだけなら、もう帰ってよね。ランチタイムになると、お客さん増えて忙しくなるから、付き合いきれない」


時計を見ると、もうすぐ11時になろうとしていた。