「じゃあ、お言葉に甘えてー」 「ダメ!お母さんも健も何考えてんのよ」 健の言葉を遮り、全力で反対する。 そりゃ、健が居なくなって寂しい気持ちになったのは認めるけど、全然納得いかない。 いきなり帰ってきて、住むところがないからお邪魔します? そんなのおかしい。 それに、帰国の理由をちゃんと話さないし。 「お前、冷てーな。幼なじみだろ?」 なっ! 「そうよ、真琴。本当は、真琴が一番嬉しいくせに」 お母さんの言葉に思わず固まってしまった。