「すげー緊張してる。心臓バクバクだよ」 そう言った晴人くんは、自分の胸をポンと叩いた。 「真琴に嫌われたくないから、頑張ってんの!」 晴人くんは、私のおでこをピシッと叩いた。 ほら! さりげなく、スキンシップとってるし… さっきも頭撫でたり、髪触ったり… 胸がキュンとなるから! 晴人くんは、少し照れながら、 「ほら!早く食べよう。冷えちゃうぜ!」 晴人くんは、ごまかすようにパエリアを頬張った。