グラウンドの太陽



「…日和?」

ベットの上に横たわり、動かない日和を見たとき、俺は声が出なかった。


俺の知っている日和ではなかった。
元から小柄の体は、さらに細くなり、顔は白く、弱々しく見えた。

ホントに日和なのか、疑った。


「ホントに、日和なのか…?」