あの時は、少し恥ずかしかった。 千夏にあんな姿見られて。 「日向くんの知り合いかい?」 「あっ、はい」 医者が勝手に千夏と話していて。 「僕これから仕事だから、日向くんをお願いしてもいいかな?」 医者が千夏が「大丈夫」と言う前に居なくなったから、千夏が俺の車いすを押してくれた。 あの医者はホントに身勝手な医者だった。