お嬢様の仰せのままに。




帰りのリムジンの中。


「何時に寝た?」

「…たぶん4時とか」

「そっか」


颯はあたしの腕を引いて、太腿にあたしの頭を置いた。


「寝とけ。着いたら起こすから」

「…ん、ありがと…」


いつもならまたかわいくない事を言う所だけど、

眠くてだめで…そのまま颯の膝枕で寝た。



―・・・



「…ん…」