【男の人が倒れていた】 「ひっ…人ぉー!?」 その正体に気が付いた私は、驚きながらもその人に駆け寄った。 白いダウンコートに身を包んだその男の人は、とても格好良くて、そして――… 「ぐふっ、チョコ…ゲット……」 ……とても、気持ち悪かった。 冷たいだろうコンクリートの道路に突っ伏しながらも幸せな表情を浮かべる彼を見て軽く引きつつ、 その顔を見た私は――… 「……あ」 その人の正体に、ようやく気が付く事ができた。