「理由もないのに…?」 「理由?あるに決まってるじゃん。あいつは不幸な女」 玲奈は光を自分の隣に座らせた。 「み〜んなの彼氏を奪う悪い子なのよ?」 「でもっ、楓はそんなことしたりしない!」 「本人がしてなくても、あの女がいるからそうなるの」 …私が思ってた玲奈ちゃんじゃない。 楓をバカにするなんて………!