「光、あたしは真琴くんのこと別になんとも思ってないよ?」 「…ミサキ………」 「…だから、気を遣うのは辞めてよね!?」 「…う、うん」 ミサキは、ニッコリ私に微笑んだ…。 放課後、光は忘れ物を取りに教室に 戻っていた。 「楓が玄関で待ってる…。急がなきゃ」 教室の前に着き、ドアを開けようとした時だった…。