俺が可愛いって思った女は、 光が最初で最後だった…。 別れようって言って、あいつを 傷つけた俺…。 最低だな。 「廉さん、一生のお願いっすよー」 「………」 そんなにお願いするのか。 「…わかったよ」 廉が席を立とうとすると、相手をしていた おばさんに引き止められた。 「廉っ、行かせないわよ」