〜廉side〜 「廉さん、お願いですから僕の案内する部屋について来てください」 暗い部屋で中年のおばさんを 相手にしていた廉に雫はそう言った。 ………めんどい。 「何で別の部屋にいかねーといけないの?」 「それは、行ったら分かりますよ」 「悪いけど、今はこっちの仕事をしてるから無理」