「あ、良かったら俺の連絡先です。何かあればぜひ」 と、雫は名刺を光に渡した。 「ど、どうも…」 -…連絡先を貰っても、連絡する機会なんて…。- 「…あ、今連絡することない的なこと考えてたでしょう?」 「…ど、どうして分かったの!?」 驚く光を、雫はクスクス笑った。 「光さん、わかりやすいんですよね」