仲良く…? 「私でよかったら、本とか少し詳しいから何でも聞いてきてね」 そう言って光は、本棚を整理しに行った。 「………」 あいつの名前、何て言うんだ…? 次の日も、真琴が図書室へ向かうと、 図書室には昨日の子がいた。 「…あ、藤谷くん。いらっしゃい」 昨日と同じようにフワッと微笑む彼女。 「…毎日、図書委員の役割を果たしてるのか?」