「とりあえず、家まで送る」 「っ…行かないで………」 楓に抱きしめられた勢いで手から傘が離れた。 「…楓?」 「…そばに、いて………」 「…楓、悪いけど俺…」 「好きなのっ………廉くんが…」 ………好き? 俺のことを? 「………楓」 光が待ってる…。 行かなきゃ。 でも、楓をほっておくわけには………。