光は鏡を取り出して首元を見た。 「つ、ついてる…」 「うん、つけたからね」 光には悪いけど、困っている光を 意地悪するのが好きで仕方ない。 「こんな所についてたら、すぐばれる…//」 「ばれてもいいんじゃない?」 人差し指で跡をスーッとなぞると 光の身体がピクッと動いた。