「あの日から、光は変わった…」


「………」


楓の言葉に再び思い出す過去。


空気が一瞬濁ったように感じた。


…思い出すだけで、私の心の奥の何かが


砕けて壊れそうだった。


「…楓、私…そんなに変わった?」


「うん…」


心配そうにする楓を励ますように


肩を軽く叩いた。