永遠の恋。〜恋の四角〜



「色んな男を奪いやがって!」


奪う………?


…そんなこと、してない………!


「廉には近づかないでよねぇ?」


キャハハと笑い出す女子たち。


…どうして、こんな目に………。






無惨な姿で学校に向かっていた私は、


廉くんと会ってしまった。


…見られたくなかった。


廉くんは私を公園のベンチに座らせ、


傷だらけの顔を覗き込む。