その声を背にあたしは家を出た。 駅から歩いて3分くらいの場所にあるコンビニに寄る。 「ノートノート…」 独り言を呟きながらあたしはノートを探す。 あ、あったあった。 …えー。7ミリかぁ。 太いから嫌なんだよなー。 そんなことを思いながらどうしようかと悩む。 …そうだ。 学校から歩いて5分くらいのところのコンビニにでも行けばいいんだ。