「んっ」






「おきた?…




じゃあ俺はする事シタから



帰っていいよ」








「言われなくても帰ります…」









途中までおくってもらった…




私を無理矢理犯した人…





最悪…





ガチャっ






今は夜中の3時…




歩優さん…





寝てるかな…






どうしよう…






今更だけど涙が…






「っぅ…ごめんね…歩優さん…





本当にごめんなさい…」





寝ている歩優さんに



キスをおとした…






ぐいっ





「弁解のキスはいらない…



今までどこで何をしてた?」






「起きてたの…?」




「あぁ…




答えろ…



外出はするなと

言っただろ…」







「ぅっ…ご…めんなさ…い…」






どうしよう…





怒られちゃった…






この際




全部言って

別れたほうがいいのかな?







「歩優さん私…


買い物に后さんと

いってたんです

歩優さん…今日は誕生日でしょ…?プレゼント買いたくて…





そしたら

いきなり殴られて…



どこかに連れていかれて…」








「それで?」




「ヤられ…た…知らない男に…



だから



私と別れてください」






「ふざけるなっ



許さない…許さない…」







「ごめんなさい…」






はぁーっとため息をついた歩優さんが…





「同意の上でしたんじゃないんだろ?…




幸得のせいじゃない…



俺こそごめん…





守れなかった…



后さんが怪我して病院にいるって雅美さんに聞いたとき




幸得が心配でヤバかった…」









「あり…がと…




后さん…病院…?




どうして…?」







「男に腕殴られて…




骨折してまだ寝てるって…」







「どうしよう私…


私のせいで…



どうしよう…」









后さんになにかあったら…