「うっ…腰いた…い…」
「し…える?…起きたの?たてる?」
「たてない…」
「おいで」
抱き締められてそのまま
お姫様だっこされた…
「重いですよ…ね?…おろして…」
「やだ…軽いし…」
「ありがとう…」
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歩優さんにご飯を食べさせてもらった私は
恥ずかしすぎて
うつむいてた…
「ところで幸得…
今日、仕事は…?」
普段は眼鏡をかけているが
今ははずしている歩優さん…
「今日は
えっと新曲のレッスンが
昼からあるだけです」
「そうか…病院は?」
「あっちはお兄ちゃんがしてるからいいんです…
それに私は研修医だから…」
「白衣みたいな…」
「つまらないですよ…」
「絶対似合う…今日の仕事さ…キャンセルできないか…
少し買い物に付き合ってほしい…」
「はい…いいですよ
レッスンは相方に連絡入れておきますから」
「あぁ楼さんだっけ?」
「なんで知ってるの?」
「調べたから…ごめん」
いえ、といった私は
歩優さんと出掛けた…


