大木の根のせり上がったところ、その『穴』で、一旦マリを待たせる。 マリは何か覚悟を決めたように、ジーパンが汚れるのも気にせずあぐらをかいた。 マリは根っこのアーチを見ている。 その目は柔らかく目尻が下がっている。