「・・・?・・・マリ・・・?」 タツヤは、マリに助けられていた。 包まれたタオルから半身を起こすと、タツヤは背中に大きなガーゼを背負わされていると気付く。 医療用テープが胸のあたりで交差していて、小さなタツヤを不器用なりに一生懸命手当てしてくれたのだと知る。 目を潤ませるマリが、タツヤの心臓を貫いた気がした。