仕事も手に付かず、何故かこの土地を離れることも出来ず、さまよい歩く日が続く。 疲れと空腹でボーっとしていると、タツヤの足は独りでにマリのマンションの近くに向かっていた。 “あぁ、駄目だ。・・・あの女を見たくない・・・” 心の中でも嘘をついた。