今回、標的をマリに決め、近づいてみたものの、 この人間は騙したくない、不幸にしたくない、と強く感じてしまったのだ。 マリだけを見逃し、次のターゲットを・・・と考えて家を出たのだが、やる気が全く湧いてこない。 否定的な感情だけが大きく渦巻いて、タツヤは頭を抱えて座り込んでいたのだ。