「・・・オレの、大事なもの・・・。気付いたから」 タツヤの力のこもる目に、マリの心は一気に溢れ出す。 「・・・タツヤ、あたし、タツヤに死んで欲しくなかったっ・・・ でも、ずっとこうしたかった・・・タツヤと一緒に・・・生きたい!!」 そう言って、マリはタツヤの胸に飛び込んで、やみそうもない雨を降らせる。 泣くなんて、弱い奴のすることだと思っていた・・・。