野良イケメン飼いませんか? Ⅱ






「・・・オレの、大事なもの・・・。気付いたから」



タツヤの力のこもる目に、マリの心は一気に溢れ出す。






「・・・タツヤ、あたし、タツヤに死んで欲しくなかったっ・・・
でも、ずっとこうしたかった・・・タツヤと一緒に・・・生きたい!!」



そう言って、マリはタツヤの胸に飛び込んで、やみそうもない雨を降らせる。


泣くなんて、弱い奴のすることだと思っていた・・・。