野良イケメン飼いませんか? Ⅱ










「・・・ハ・・・ハ・・・ハ・・・」






短い息遣いがあちこちから聞こえる。




意外に広いこの国の、深い森の中に身を潜める。







「ふ・・・何とか、逃げ切った、みたいだ・・・」


乱れた呼吸の中のタツヤの言葉に、マリは安堵する。