少し前までのタツヤは『凄腕』として知られていた。 それが当たり前とばかりに、騙して人間を連れ帰り、国内で豪遊して楽しんでいた。 だがここ最近、特にマリと出会ってからは、国のシステムから自分の考え方まで、今まで生きてきた全てを否定的に訝るようになっていた。