僕が恋したのは画面の向こうの、顔も知らない君だった。

会ったこともない。

通話したことはあるけれど、面と向かって話したこともない。

でも、確かに君を好きだった。

たった少しの繋がりでも、君を好きになれた。

そんな気持ちが、僕を明るくしてくれた。



君を好きになってよかった。

画面の向こうの君に。