理沙はその可愛いメモを俺に手渡し
「これ、私の住所です。いつでも手紙くださいね」
と、微笑んだ。

やべ。可愛い。
キュン死にする。
抱きしめたい。
頭なでたい。

…俺って変態?
いやいや。変態じゃないな。普通だ。うん。

「あ、じゃぁ、私はこれで」
「あ、うん。ばいばい」
理沙は、待ってーっと言って友達と一緒に帰った。



「悠太、俺、マジでアイツのこと好きだ」
いつの間にか横にいた悠太に言った。
「うん。そんな事しってる」
は!?知ってるって…
「お前、分かりやすすぎだよ?」
あははと笑う悠太。

…俺って、そんなに分かりやすいのか…?