あたしはさっそくネックレスをつけた。
「ど、どう?」
あたしは、利希くんに聞いてみた。
「うん…似合ってる」
利希くんは顔を赤くしながらそう言った。
嬉しい…!
あたしも恥ずかしくなって、俯く。
「じゃ、戻ろっか」
「うん!」
教室に帰ると、待ちかまえてたように彩華と沙羅があたしに話しかけてきた。
「どうだった!?」
「仲直り、できました…」
「よかった~」
彩華が肩の力を抜いて、そう言った。
「よかったね。誤解、解けて」
「うん、ありがとう。沙羅のおかげだよ…!」
「そんな、私は…」
「あははっ」
チャイムが鳴ったので、午後の授業の準備を始める。
本当、仲直りできてよかった…!
