愛をください。




ついたのは裏庭。


「話って、なに?」


あたしが聞くと、梨華ちゃんは振り返ってあたしに聞き直した。


「麻耶ちゃんって、大島くんと付き合ってるんだよね?」


大島くん…利希くんのことだ。


もしかして、梨華ちゃん…。


「うん、付き合ってるよ?」


少し戸惑いながらも、はっきりあたしは答えた。


「そう…」


梨華ちゃんは俯いた。


「麻耶ちゃん、これから言うこと、覚悟して聞いてほしいの」


「うん、わかった」


梨華ちゃんは、呼吸を整えて口を開いた。


「私、大島くんが好きです」


真剣な目で、あたしをとらえて梨華ちゃんは言った。


「麻耶ちゃんも大島くんのこと好きなのはわかってます。でもあたしも大島くんのこと、好きなんです!」