ご飯とお風呂を済ませ、部屋に帰ってみんなでテレビを見ていた。


「ちょっと外行ってくるね」

沙羅がそう言ったので、「行ってらっしゃーい」と言った。

しばらくテレビを見ていると、喉が乾いてきた。


ちょっと自動販売機行ってこようかな。


「彩華、あたしちょっとのど乾いたから自動販売機行ってくる」


「あたしのも買ってきてー!」


「は?やだ」


「後でなんかおごるから!」


「了解!」


素直に従ったあたし。


あたしはお財布を持って、部屋を出た。


自動販売機があるところは、広いスペースがある。


その広いスペースの前に曲がり角があるから、その曲がり角を曲がろうとしたら…。



「あはは!楽しいよね、それ」