愛をください。




お昼は海の家に行って、焼きそばを食べた。


食べ終わると、彩華と沙羅ははしゃいで海に駆けていった。

「みんな元気だなぁ…」


あたしはレジャーシートで座っていた。

右には利希くんが一緒に座っていて、左には湊くんが寝ている。


「俺もさすがに飯の後は無理」


笑顔で笑う利希くんに、うっかり見とれてしまうあたし。


「だ、だよね…」


あたしも、海に入れれば良かったな。


「今度は、海じゃないとこ行こうな」


「うん!」


また、利希くんと遊びに行けるなんて…!


嬉しいっ!



「反則だろ、あの笑顔は…」


そう利希くんが呟いていたのを、あたしは知らない―…