愛をください。




次の日。


また、海にみんなで泳ぎに行った。


昨日利希くんにあんなことされたから、あたしは水着にも着替えなかった。


休憩所で一人、海を眺めていた。


「つまんなくない?」


声がして、振り返ると利希くんがいた。

「ううん」


利希くんはあたしの隣の椅子に座った。


顔が赤くなるのがわかる。


「麻耶は、湊のことが好きなのか?」


「えっ…?」


利希くんは真剣な顔であたしを見た。


「いや…あたしは…」


「ふ~ん…そっか」


安心した様子の利希くん。


すると、みんなが休憩所に戻ってきた。


「お腹空いたぁ!お昼食べよ!」


彩華の提案で、お昼を食べることにした。