愛をください。




そして、今日は海から出てホテルに戻った。


「じゃあ、また後でね!」


「おう!」


「あ、麻耶」


え…?


この声…


「湊…くん?」


「ちょっと、話があるんだ」


真剣な顔で見つめられた。


「じゃ、先に行ってるね?沙羅、行こう」


空気を読んだのか、彩華は沙羅を連れて部屋に戻った。


「あのさ…麻耶は利希と付き合ってんの?」


「え…?」


また真剣な目で見つめられる。


この視線からは、逃げてはいけないと思った。


「付き合ってないよ」


すると湊くんはほっとしたような顔になった。


「そっか…」


すると、グイッとあたしの肩を引き寄せられた。


「へっ?」


一気に近距離になって、顔が赤くなる。