「ふーん…」
ニヤリと、利希くんが笑った。
すると利希くんが、あたしをお姫様抱っこをして、深いとこへ歩いてく。
「へっ、ちょっ、やめて!利希くん、離して!」
お姫様抱っこなんて、恥ずかしいよ!
「わかった」
利希くんはあたしを離してくれた。
すると。
足がつかなくて、海水を飲んでしまった。
「あっ…!」
あたしは、手足をばたつかせた。
あたしはそのまま沈んでいった。
「ガハッ…!」
すると、あたしを誰かが抱き起こしてくれた。
あたしはその手にしがみついた。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
肩で息をする。
「離せって言ったのは、麻耶だよ?」
ニヤリと利希くんは笑った。
この人…まさかのS?
