すごく恥ずかしいけど、でも…。



「すっ…」


「す?」


「す…きっ…!」


言っちゃったぁ…!


届いたかな…?


少し顔を上げて見てみると、利希くんは顔を真っ赤にしていた。


あれ、大丈夫かな…?


利希くんは、あたしの頭をポンッと撫でて。


「俺も、好き」


あたしの顔まで、赤くなってしまった。


でも、すごい幸せだよ。


利希くん、あたしに愛を教えてくれて、ありがとう―…!





END