赤い月 終


「今の景時は、このまま人の世で人と共に生きる事は出来ぬ。」


「「「は?」」」


ピシっ

揃ったのは、うさぎの衝撃発言に驚いた景時、秋時、薫の声。

じゃあ、その擬音はナンダ?

ガラステーブルがひび割れていた。

景時が思わず着いた手の下から、放射線状に…


「「「‥‥‥は?」」」


いやいやいや…

ぶっ叩いたワケじゃナシ。
手ェ置いたダケデスヨ?

そーそー壊れないよね?こーゆーの。

劣化してたとか?


「見ての通りじゃ。
景時はまだ、力を制御できておらぬ。」


呆気にとられる三人に、うさぎが噛んで含めるように言い聞かせる。


「景時が妾と似た存在になったのであれば、その力はあまりに強大。
今のままでは、無意識に人を傷つけてしまうやも知れぬ。」