再び座っても、わたし達の手はまだ繋がれたまま。
「えへへ」
手を見つめながらまた笑う。
「あ、結局わたし達仲直りしてなくない?」
喧嘩っていうか、なんというか意味のわからない感じだけど、仲直りみたいなやつしてないし。
「もうしただろ?」
「してないよっ!じゃあいいもん」
と言って、わたしは自分から手を離す。
「……あーもうっ」
すると桐谷君は強引にわたしの肩を引き寄せて、触れるか触れないかくらいのキスをした。
「………」
驚きで何も言えないわたしに、
「これで仲直り。な?」
と、少し不安げにわたしを見つめる桐谷君。
「うんっ!」
今度は桐谷君とぴっとりくっつくわたし。
桐谷君は嫌がらずにわたしに頭を預けた。
でも、身長差があるから、
「首いてえ」
と言って元に戻す。
「俺達の場所って、屋上って感じする。」

