梅ちゃん!




「うー……っ……」


屋上で思いっきり泣く。


「……華子っ」


バンッ、とドアが乱雑に開かれる。


「……来ないでよ。」

「話聞けよ」

「避けてたのはそっちじゃん」

「それは…っ」


わたしが言い返して、言葉が詰まる桐谷君。


「わたし、何かした?昨日何も言わずに帰ったから怒ってるの?」

「ちが……」

「わたしのこと…嫌いになった?」


また溢れ出す涙。


「ごめん。…1人で帰らせて、自分に怒って。…お前を傷つけただけだったよな」


桐谷君は悲しそうに笑ってから、頭をかく。

そしてわたしをゆっくり抱きしめる。


「桐谷君……」

「ん?」

「わたしのこと、好き?」

「……すっげえ好き。」


嬉しい……


「わたしも…」