「た、ただいまー」
恐る恐る家に入る。
あまり遅くに帰らないから、心配してたら申し訳ないなー……。
リビングにいくと、そこには松太1人がいた。
「華姉、勉強会してたんでしょ?」
松太が突然言う。
「う、うん」
間違ってはない…よね?
「あら華。帰ってたの?」
「うん、ただいま」
お母さんも、何事もなかったかのようにいつもと同じだった。
「莉奈ちゃんと勉強はいいけど、女の子だけだと危ないから、気を付けなさいよ?」
「はぁい…」
莉奈、もしかしてお母さんに言っといてくれたの?
あ、ありがとうーー!
「ご飯食べる?」
「食べるーっ♪」
そしてわたしは、気づいていなかったんだ。
桐谷君から連絡が来てたなんて……

